2026/07/15 07:56

このサイトで紹介している作家さんたちに質問をして、答えてもらいました。作家さんたちの作品をよく知るためのきっかけとして、毎週連載で続けて行きます。作品に興味を持っていただくきっかけになれば幸いです。
Q1. あなたが「これだけは描かず(作らず)にはいられない」という衝動や、作品に繰り返し現れるテーマ(モーフ)は何ですか?
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向井晶子:「生命の源」です。屋久島に住んで、しばらくたったころ、
喫茶店でバイトをしていて、お客さんがいないときに、葉っぱのスケッチをしていたら、
生命全部が大きな一つの生命体のようなイメージが浮かんで来ました。
私にとっては、それはとっても衝撃的で、それ以来、「これを描きたい」と強く思い、
試行錯誤しながら描いています。
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大久保ま由実:眠っている時に夢に出てきたものや起きてからもずっと景色が残っている鮮明に覚えている夢の中で、形や数字、動いているものを描き留める。起きてからの答え合わせのようなシンクロを乗せながら形にしていきます。
それとは別に水をテーマに絵を描くことが多く。湧水やご神水を使って、情報を未来に伝えるという作品が多いです。
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ka_wa:根底には、マティスの「疲れを癒やす良い肘掛け椅子のような芸術」という概念があります。作品に繰り返し現れるテーマとしては、旅・静けさ・少しのユーモア・見る人が入る空間のようなものです。あと、ちょこちょこ月を入れる癖があるようです。サインも 丸⚪︎︎と点・(地球と月)(ゼロと最初の点)にしているので、月がよく顔を出すのかも知れません。
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ふたむらまさひこ:以下6点です。
#1 現実の見た目を忠実に再現する絵画から脱却し、「色」と「形」を純粋な感覚で構成する
#2 色で感じてもらう
#3 考えないで 感じたまま描く(何かを描こうとしない)
#4 モチーフの放つエネルギーを描く
#5 これまでの経験や感情を絵画に乗せる
#6 調和
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知念由里:研究テーマは変化していきます。
今は「見えない線」「存在」「場」「生成」というテーマで、さまざまな分野から採取したものをもとに制作しています。
人、自然、生命、時間など、一見つながっていないもののあいだにある「見えない線」に興味があります。
制作の中で、その線がふと見える瞬間があります。
その瞬間が、私にとって何よりも大きな喜びであり、制作を続ける原動力になっています。
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中ぞの蝶子:あらゆる自然の造形、その美しさに心から敬意を表する手段として発出されるオリジナル文様。
文様は脈々と続いてきた歴史の証言者であっり、文化大使であるという独自視点。
※日本の美術史学者・辻惟雄氏は日本美術の特質として「かざり」「あそび」「アニミズム」を挙げています。辻さんのお考えに共鳴している部分もあるのかもしれません。
※和紙にこだわりを持っている背景とも係わりがあります。繊維質が複雑に絡む和紙は本当は「Cut」に向いていません。非常に切りにくいですから。植物繊維から作られる和紙も優れた文化大使だと私は思っています。
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Kinako:この企画のスタート時から四角を描きたいという衝動に従ってきました。
ミクロの四角を描き始めてマクロが見え始めるという順で描ける時とその逆の時、その時々で違いますが、いずれにしても四角の存在があります。
小さな小さな四角を絵の具を使わずペンでひたすら描くことで瞑想をしているような感覚に浸れることがあり、誰のためでもない、これが自分の心の声、本当の衝動なのかとも思いますが、人に向けて描くことを意識した途端ここは隠したくもなり、まだまだ私の四角は行方を探しています。
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片岡由香里:私が描かずにはいられないのは、「存在の気配」です。
呼吸を整え、身体の感覚に耳を澄ませていると、言葉になる前の感情や記憶、まだ形を持たない存在が立ち上がってきます。その一瞬を線や色として画面に留めたいという衝動が、私の制作の原動力です。
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片平ゆふ子:生き物の表情です。日常の中で見落とされがちな表情や、構造的な面白さに気づいた瞬間、「描きたい」という衝動が湧きます。
また、自分自身をモチーフにした作品も繰り返し制作しています。ただ、自画像として自分を描きたいという感覚ではなく、一人の人間の象徴として自分を用いることで、その時代や社会に対して私が感じていることや考えていることの切れ端を作品に留めたいと思っています。
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緑雨:透き通るもの。どこかしら透明であったり透け感を感じるもの。ガラス、鉱物、植物を透過する光や残像など。
緑雨:透き通るもの。どこかしら透明であったり透け感を感じるもの。ガラス、鉱物、植物を透過する光や残像など。
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繁田直美:作品に繰り返し現れるのは丸い形でしょうか。円は無意識にいつも描いています。
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西条俊生:光り、水、風、眼に見えない自然現象。
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内田勝美:動物・自然・気配
内田勝美:動物・自然・気配
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四辻良弘:点、 線
四辻良弘:点、 線
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島田豊実:テーマ 祈り。 たまに怒りが入ります。
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川田 祐子:非絵画から絵画へ向かう途上の立ち現れとしての作品。絵画復興への期待や希望を感じさせ
る作品にしたい衝動があります。
ランダムな網目。フラクタルなテーマ(=小宇宙が大宇宙の縮図である世界)。「神は細部に宿る」(ミース・ファン・デル・ローエ)。「時間と存在」の表現。自分の存在が塵や砂つぶのように磨滅していく細密。描こうとしないのに描かれているもの、潜在意識の底に無意識に織り畳まれている景色(原風景)。水(川・海・湖・滝)・雪・氷・霧など、透明で常に変化する現象。
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